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国交省、自動車に図柄入りナンバープレート等を導入

2016/12/28

国土交通省は12月28日、図柄入りナンバープレートの導入、検査標章のデザイン変更等を行うための省令を公布した。これによりナンバープレートの多角的な活用や、検査標章の見やすさ向上による無車検運行の防止等を推進する。具体的な項目は以下の通り。

1.ナンバープレートの多角的活用等
(1)図柄入りナンバープレートの導入
自動車のナンバープレートについて、背景に図柄を入れたものも交付できるようにし、今後ラグビーワールドカップ2019、東京2020オリンピック・パラリンピック 競技大会特別仕様のもの等を交付、大会の機運醸成、地域振興を推進する。
(2)分類番号へのローマ字の導入
希望番号の普及に伴いナンバープレートの番号が枯渇しつつあることから、自動車の種別および用途による分類を表示する分類番号にローマ字を追加する。

2.検査標章のデザイン変更
フロントガラスの中央上部に貼り付けている検査標章の見やすさを向上させるため、シールサイズ、文字の配置等を見直す。

3.自動車保有関係手続の合理化
(1)ワンストップサービス(OSS)の推進
自動車関係手続の申請者負担を軽減するため、オンライン申請の対象手続を拡大。
(2)申請書様式等の明確化
自動車の登録・検査手続の際に必要となる申請書について、窓口での購入ではなく申請者自らパソコン等により印刷して使用できるよう様式等を定める。

4.施行日
分類番号へのローマ字の導入……平成29年1月1日
検査標章のデザイン変更……平成29年1月1日
申請書様式等の明確化……平成29年1月1日
図柄入りナンバープレートの導入……平成29年4月1日
OSSの推進……平成29年4月1日

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