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国交省、道の駅に再配達用宅配ロッカーを設置し社会実験

2016/10/13

国土交通省は、10月24日より埼玉県春日部市の道の駅「庄和」に再配達受取用の宅配ロッカーを設置し、地方部での再配達削減スキームとしての可能性を検証する社会実験を開始する。

これは近年、トラックドライバー不足が進行する一方、Eコマースの進展に伴う宅配便取り扱い個数の急増という状況下で、宅配便の約2割が再配達となっている現状があり、この削減が重要な課題となっていたことから取り組みが決定した。

具体的には、既に都心部の鉄道駅等では設置が進みつつある再配達用の宅配ロッカーを、地域の拠点である道の駅に設置し、地方部での再配達削減のスキームとしての可能性を官民連携で検証開始する。また今後、別の道の駅等においても実験を拡大する予定。

●実験概要
1. 実験期間:平成28年10月24日(月)~平成30年3月末(予定)
2. 実施箇所:道の駅庄和(埼玉県春日部市)
3. 実施主体:道の駅を活用した再配達削減社会実験協議会(有識者、宅配事業者、自治体、関係団体、関東地方整備局、関東運輸局)

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