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日通、定温・大量の国際航空輸送を従来比半分の低コストで新販売

2016/07/29

日本通運(株)は8月1日より、航空機搭載パレット(ULD=Unit Load Device※1)単位で15~25℃帯の定温輸送環境を実現する国際航空貨物の新サービス「NEX-SOLUTION TempSure Thermo ULD(ネックス-ソリューションテンプシュアサーモユーエルディー)」(特許出願中)の販売を開始した。

同サービスは、特殊な断熱材と潜熱蓄熱材で航空機搭載パレットを包み、外気温の影響を受ける発着地の航空機の機側でも、内部を15~25℃に維持、従来の電源式温度管理コンテナを複数台使用する場合に比べ約半分のコストで輸送可能としたもの。

医薬品のGDP(Good Distribution Practice)や食品に係わるISO22000※2など、流通過程の厳格な品質管理基準の認知拡大が進み、航空貨物輸送中の温度管理についても様々な要望が増加する中、新サービス導入で顧客ニーズに応えていく。

※1 ULD(UNIT LOAD DEVICES):航空貨物を一定の単位にまとめ、航空機の貨物室に搭載するための用具の総称。
※2 ISO22000:食品安全マネジメントシステムの国際標準規格。

●TempSure Thermo ULD外観

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