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JCCとヤマトが日本産品販路拡大に向け連携協定を締結

2016/07/05

(株)ジェイシーシー(JCC)とヤマト運輸(株)は7月4日、日本の生産者や事業者の国内外への販路拡大を支援し、日本産品の輸出促進に貢献するための連携協定を締結した。

JCCはこれまで「沖縄文化を広く深く正しく全世界に発信しよう」を合言葉に沖縄県産品の普及を目的として、県内外食産業を中心にホテル事業や日本産品の輸出事業など事業を展開し、日本の魅力を発信してきた。

一方ヤマト運輸は日本全国を網羅する宅急便ネットワークを構築し、沖縄国際物流ハブを活用してアジアへ最短翌日着の「国際宅急便」や「国際クール宅急便」を展開、「旬」の日本産品の輸出拡大を推進してきた。

近年、アジア市場において日本の農水産品ニーズが高まり、アジアからの旅行者が増える沖縄でも日本各地の産品を食べ、購入したいというニーズが高まっていることから、両社は、海外バイヤーとのマッチング機会の創出と来沖旅行者の日本食ニーズに応えるため連携協定を締結、日本の生産者や事業者の国内外への販路拡大を支援する。

具体的な取り組み内容としては、日本の生産者・事業者の海外販路拡大支援として、JCC保有の豊富な海外バイヤーネットワークと、ヤマト運輸保有の日本各地の生産者や事業者が有する農水産品や製品情報などのネットワークを相互に提供、海外バイヤーとのマッチング機会を創出することが挙げられる。

また、沖縄での日本食ニーズに応えるため、JCCが運営する沖縄県内の飲食店やホテルの各店舗で、ヤマト運輸の高品質なスピード輸送を活用し日本各地の旬の産品を最短翌日着で届ける試みなども計画されている。

●JCC運営の首里天楼地下にての連携協定式

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