2015/11/16

(一社)日本物流団体連合会は11月10日、都内の尚友会館で「第9回人材育成・広報委員会を開いた。

委員会開会に先立ち、李瑞雪教授（法政大学経営学部）より「中国における物流人材教育の現状」について講演会が行われ、委員以外にも多くの聴講者があった。 委員会冒頭で、挨拶に立った斎藤委員長より、「労働力不足が顕在化する環境下、明日を担う若い世

代に物流業の重要性、先進性、その魅力を伝える機会として物流連が主催するインターンシップ、セ ミナー等は重要な役割を担っている」旨の発言があった。

議事では、事務局から今年9月に開催された「第2回物流業界インターンシップ」の報告があり、終了後のアンケート結果から物流業に対する学生の理解が深まり、かつ業界への就職志望も強まったことが読み取れる旨の説明があり、インターンシップ事業を会員企業と共同して実施、継続していく重要性が再確認された。

続いて上期活動報告として「物流見学ネットワーク」と「大学寄附講座」の報告を行なった後、来年1月16日に開催する「第2回物流業界研究セミナー」について概要を説明。多くの学生に参加を呼びかけるため参加各社からの協力も得て告知を行っていく旨を報告した。