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国交省、共同輸配送のマッチングシステム開発開始

2014/12/12

国土交通省は12月11日、「共同輸配送促進に向けたマッチングの仕組みに関する検討会」の発足を発表した。環境省と連携するほか、学識経験者、物流事業関係者、荷主企業関係者等が参加。トラックの積載率向上を目的とした企業間マッチングシステムの開発を目指す。

物流分野で二酸化炭素排出の大半を占めるトラックの積載率は40%程度で非効率な状況にある。排出削減のためには積載率の向上が急務。そこで検討会では、企業同士(荷主間、物流事業者間、荷主・物流事業者間)の共同輸配送による積載率向上を進めるため、2016年までの2か年をめどに企業間マッチングシステムを試作開発する。

並行して企業間マッチングシステムの利便性や課題を整理し、異業種間も想定した共同輸配送促進に向けたマッチングの仕組みを構築する考えだ。

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