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物流連、第1回人材育成・広報委員会を開催

2021/10/18

(一社)日本物流団体連合会は10月15日、全日通霞が関ビル(千代田区霞が関)で令和3年度第1回人材育成・広報委員会(委員長: 日本通運(株)代表取締役副社長 副社長執行役員 堀切智氏)を、会員企業・団体から17名が参加しオンライン併用で開催した(会場参加6名、オンライン参加11名)。

冒頭、堀切委員長より、「今年度上期は、新型コロナウィルスが第4波、第5波と猛威を振るう中で、昨年に引き続きインターンシップを実施したが、北海道から九州まで多くの学生に参加していただいた。これもオンラインを併用した実施の成果といえる。これはコロナ禍が収まっても有効なツールではないかと思われるため、さらに発展させていくことが重要だ。また、学生へのアンケートから見た物流業界は、『社会貢献度が高い』などの良いイメージがある一方で、『男社会』などのネガティブなイメージも持たれている。インターンシップに参加した学生のイメージは改善されるだろうが、優秀な人材を確保するには、物流業界を正しく認識してもらう努力が必要と感じる。そのことから言えば、このインターンシップは意味のある活動といえる」との挨拶があった。

議事では、事務局から上期の活動報告として、今年8月25日から約1か月に及び開催された「第8回物流業界インターンシップ東京」「第2回物流業界インターンシップ大阪」の報告が行われた。本インターンシップ後に行った参加学生へのアンケート結果では、物流業に対する理解が深まった、業界への就職志望も強まった、との回答が多数よせられ、本事業は会員企業・団体と共同して、継続実施していく重要性が再度確認された。また、その他、物流連と大学が共同で実施した「大学学内セミナー」、「物流業界で活躍する女性のインタビュー記事の掲載」や「高度物流人材シンポジウムの開催」等の実施状況の報告がなされた。

最後に下期に取り組む事業として、「物流業界研究セミナー東京・大阪・Web の開催」、「大学学内セミナーの実施」や、「中学生の職場体験の受入」等についての説明が行われた。

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