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女性ドライバー等の運転しやすいトラック取りまとめ

2019/04/04

国土交通省は4月4日、トラック運送業界でさらなる活躍が期待される女性・高齢ドライバーが安心して働くことができるよう、女性・高齢ドライバーが運転しやすいトラックのあり方を取りまとめました。

トラック運送事業では、トラックドライバーにおける有効求人倍率が3.03倍(平成31年1月時点で全産業平均の約2倍)と、他の産業に比べ人手不足が深刻な状況にある。

国土交通省および(公社)全日本トラック協会では、女性をはじめとする多様な人材の確保、現在働いているドライバーの年齢が上がっても働きやすい環境の整備を目的として、平成30年3月に学識経験者、運送事業者、関係業界団体等の関係者から構成される「女性ドライバー等が運転しやすいトラックのあり方検討会」を設置。女性・高齢ドライバーが運転しやすいトラックのあり方について検討を進めてきた。

同検討会における議論を踏まえ、今回、「女性ドライバー等が運転しやすいトラックのあり方」として取りまとめ、多様な人材が働きやすい環境の整備に資するよう車両メーカーや架装メーカー、運送事業者等に周知を図る。

●取りまとめのポイント
・最新のトラックについては、運送事業者、女性・高齢ドライバーから高評価。
・多様なニーズに対応するオプションについては、運送事業者側に十分知られておらず、情報 の共有化が必要。
・運送事業者、女性・高齢ドライバーからはさらなる改善の要望があり、要望に配慮された車両・架装 の開発・普及が望まれる。
・定期的に国土交通省、業界団体、メーカー等が意見交換を行い、運転しやすいトラックの普及を図 ることが必要。 

●取りまとめの概要
http://www.mlit.go.jp/common/001284425.pdf

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