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物流連、高齢者活躍推進方策検討小委員会開催

2018/09/28

(一社)日本物流団体連合会は9月27日、第2回物流における高齢者(シニア層)の活躍推進方策検討小委員会(座長:東京女子大学教授 二村真理子氏)を尚友会館ビル(東京都千代田区)8階会議室で開催した。

同小委員会は経営効率化委員会(委員長:全日本空輸(株)上席執行役員 外山俊明氏)の下に設置されたもので、委員17名(座長を含む)が出席。ゲストスピーカーである(独行)高齢・障害・求職者雇用支援機構 雇用推進・ 研究部長の浅野浩美氏より、高齢者雇用対策の関係当局として分析・蓄積されてきた国内の最新情勢等の知見に基づいて、「高齢者雇用の動向と先進企業事例」と題して、高齢者雇用に係る継続雇用延長や定年引き上げに係る企業の取り組み状況や、従業員の意向・要望等について今後の取り組みの課題・方向性等にまでおよび幅広く説明された。

引き続き、会員各社を対象に実施した「アンケート」について事務局(日通総研)より会員企業の協力を得て、会社(人事部門):42社、および、従業員(匿名):508件の回答があったと報告された後、各社ともに高齢者(シニア層)の活躍推進のための方策検討・取り組み意識が高いこと、従業員としては可能な限り長期就労したいとの要望が強いことをはじめとして、今回取りまとめた調査結果(中間報告)の説明がなされた。

今後はアンケート結果では抽出しきれなかった回答の細部や一部回答内容の背景・経緯等についてヒヤリングを引き続き行い、最終的にアンケート結果を取りまとめるとともに、業界内外の先進取り組み企業に対してシニア層の活躍実態や取り組み内容を把握するためのヒヤリング調査も実施する予定としている。

次回小委員会開催は11月下旬を予定している。

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