[最新ニュース] 経営/政策

西濃運輸、大型トラック60台分をモーダルシフトへ

2018/05/09

西濃運輸(株)は、大阪~仙台・郡山間で同社初の専用貨物列車の運行開始に伴い、5月9日に大阪の吹田貨物ターミナル駅にて出発式を行った。

出発式では、神谷正博取締役社長が「物流業界は人手不足が顕著になり、1人がより多く運ぶか、もしくは人を使わないで運ぶ方法を検討している中で、鉄道輸送へのシフトを進めてきた。今後も遠距離は、モーダルシフトを進めていく」と挨拶した。

同貨物列車は「カンガルーライナーSS60」とのネーミングで、大阪の吹田貨物ターミナル駅~郡山貨物ターミナル駅~仙台港駅間を月曜日~土曜日まで、上り・下りとも1便ずつ運行。大型トラック60台分の輸送を段階的に貨物鉄道へモーダルシフトしていくことで、ドライバーの運行距離減少による負担軽減や、年間1万3,810トンのCO2排出量削減による地球環境負荷の低減を図る。

●カンガルーライナーSS60(上)、テープカットの様子(下)

|↑一覧に戻る|