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国交省、三菱ロジスネクストに業務改善指示

2018/04/24

国土交通省は4月24日、三菱ロジスネクスト(株)に対して認証を受けていない事業場によって分解整備作業が行われたことについて業務改善を指示したと発表した。

三菱ロジスネクストは同省に対して、少なくとも平成28年3月以降、255台のフォークリフトについて道路運送車両法第78条に基づく自動車分解整備事業の認証を受けていない全国56事業場(子会社の販売会社)において、道路運送車両法第49条で規定されたブレーキドラムを分解するなどの分解整備作業を実施していた旨を報告。同社によれば、それらの作業に起因する不具合の報告は受けていないという。

このため、同省より同社に対し、次の事項について実施し、6月30日までに報告するよう指示すると共に、大型特殊自動車メーカー関係団体に対して、適切な分解整備を実施する旨を傘下会員に周知する点も指示した。
 
(1)認証を受けていない事業場で分解整備作業をした自動車について、速やかに認証を受けている整備工場で安全確認を実施すること。
(2)認証を受けていない事業場については、認証を取得するよう指導し、認証取得が困難な場合は、分解整備を必ず外注させること。
(3)再発防止策を講じ、速やかに実施すること。
 
※フォークリフトのうち、「大型特殊自動車」に該当するものについて分解整備を事業として営む場合には、道路運送車両法第78条に基づく地方運輸局長の認証が必要。

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