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大分交通・ヤマトら、客貨混載で手ぶら観光を実現

2018/04/18

大分交通(株)と大分航空ターミナル(株)、ヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸(株)は4月18日から、全国初の観光支援型「客貨混載」を開始した。

●取り組み内容
(1)大分航空ターミナルのスタッフが大分空港の荷受カウンターで10:00までに手荷物を預かり、大分交通が大分市内行きの空港リムジンバスのトランクへ手荷物を格納して大分市内へ向かう。

(2)空港リムジンバスは各バス停を経由した後、ヤマト運輸大分ベースまで手荷物を運ぶ。大分交通の運行状況は「バスロケエアライナー」システムでリアルタイムにヤマト運輸が把握。
※ バスロケエアライナー:バスのリアルタイムな位置情報をパソコン画面に表示するシステム。無線機を装備しているため、渋滞などのイレギュラーにも大分交通とヤマト運輸で連絡を取り合い迅速に対応できる。

(3)ヤマト運輸が大分ベースで仕分けをし、別府市全域と大分市中心地の宿泊施設に当日中(別府市17:00まで、大分市18:00まで)に届ける。

●式典
4月17日(火)、ヤマト運輸大分主管支店(大分市豊海5-2-5)で客貨混載開始の会見が行われた。

出席者
別府市:別府市観光戦略部長 田北浩司氏
大分交通:代表取締役社長 杉原正晴氏
大分航空ターミナル:代表取締役社長 冨高松雄氏
ヤマト運輸:執行役員九州支社長 片山博樹氏

●配達フロー(上)、左よりクロネコ、大分航空ターミナルの冨高社長、大分交通の杉原社長、ヤマト運輸の片山支社長、シロネコ(下)

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