2018/04/02

サトーホールディングス(株)は4月2日、 4月1日付で代表取締役社長兼グループCEOに就任した小瀧龍太郎氏の就任挨拶を発表した。挨拶の要旨は以下の通り。

「当社の事業領域は、人・モノ・情報の『最後の1cm®』をタギングでつなぎ、情報を必要とする人（モノ・仕組み）に届けることで、社会に貢献すること。その原動力となるのが、サプライチェーンの様々な現場において、1件ごとに異なる顧客の課題の本質を正しく捉え、その解決策をご提案するサトーグループの「現場力」です。第4次産業革命と言われている昨今こそ、モノと情報を紐付ける「情物一致」を現場で誰かが行わなくてはならない。そこを誰よりもしっかりと担うのが我々であり、社会に果たす役割と認識している。

我々は、まず『持続可能な成長力と収益基盤の確立』を目指す。この着実な実行のために私は『凡事徹底・挑戦・連携』を新たな経営方針として定めた。『最後の1cm®』をつなぐには、顧客の視点に立って真の課題を探り、社内外を巻き込んで解決策を提案・実行する、そのためになすべきことを着実に徹底することが大切。小さな変化や達成の積み重ねの先にこそ、非凡な成果がある。当たり前のことを他がまねできないレベルまで極めていく、その決意を『凡事徹底』という言葉に込めた。そして社是『あくなき創造』の精神で、世界中の1人1人の社員が常に新しい考えや新しい付加価値を追求し ていく『挑戦』をいとわずに、部門や国境も超えたチームとして『連携』することで顧客と社会のご期待に応え、必要とされ続ける存在となれるよう、まい進していく」