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国交省、女性ドライバー等のトラック検討会開催

2018/03/14

国土交通省は3月14日、第1回「女性ドライバー等が運転しやすいトラックのあり方検討会」を開催した。

トラック運送事業は、我が国の産業活動や国民生活の基盤を支える重要な産業である一方で、トラックドライバーの有効求人倍率は2.76倍(平成30年1月時点で全産業平均1.8 倍)と、他の産業に比べ人手不足が深刻な状況にある。また、トラックドライバーにおける女性の就業割合が低く(2.5%)、高齢層の割合が高く、若年層の割合が少ない状況にあり、平均年齢も上昇している状況にある。

そのため、将来の担い手の確保や現在勤務しているドライバーが引き続き働きやすい環境を維持することが、我が国における物流サービスの継続的な提供に資することとなるため、女性を始めとする多様な人材の確保のための環境整備は必要不可欠になっている。

そこで(公社)全日本トラック協会と共同で、下記本検討会を設置し、女性等のトラックドライバー等の視点に立った車両のあり方に対する議論を進め、最終的にはガイドライン(仮称)を取りまとめ浸透を図ることによって、働きやすい労働環境を整備し、女性等のトラックドライバーの人材の確保・育成を推進することとしている。

●今後の予定:平成30年11月目処に最終取りまとめ (ガイドライン(仮称)の作成)

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