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日通、インド物流事業でFSCと戦略的パートナー締結

2019/12/17

日本通運(株)は12月11日、インドのムンバイで、現地法人の南アジア・オセアニア日本通運(株)とFuture Supply Chain Solutions Limited(FSC)が戦略的パートナーシップの構築と業務提携を目的とした業務提携契約を締結した。

両社は、2020年1月から業務提携を開始する。

今回の戦略的パートナーシップの締結によって、多様な産業に対し、日通が持つノウハウを共同で活用し、FSCと日通がインド物流事業におけるリーディングカンパニーになることを目指す。また、FSCはインドで培った3PLおよび時間指定配送業務の知見を活かし、日通を介して日本およびグローバルの顧客に新しいビジネスチャンスを提供する。なお、FSCと日通は日通の代表者とFSCの経営陣からなるステアリングコミッティを組成することで、協業推進を強化することに合意している。

●今回の提携による事業戦略
(1)インドでビジネスを行う、もしくは今後インド市場への進出を計画している日系および外資系の日通の顧客に対し、FSCの高品質なサービスを提供すること。

(2)FSCを通じて、日通のグローバル・ロジスティクス・サービスをインドの顧客に提供すること。

(3)最新かつ世界に通用する技術の導入とカイゼン活動により、FSCの作業効率を高めること。

なお、FSCと日通は2019年9月20日に発表した「日通によるFSCの株式22%の取得」に必要な全ての承認(インド競争委員会、FSCの株主、ボンベイ証券取引所、およびインド国立証券取引所からの承認が含まれる)を得ている。

●左からFuture Group Founder & CEO Kishore Biyani氏、日本通運の渡邉会長(上)、セレモニーでの集合写真(下)

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