2017/05/31

日本郵船(株)は5月29日(ノルウェー時間)、海事ITの先進企業であるDualog社との間で、戦略的協力関係(パートナーシップ)の覚書を締結した。

同社グループは、船舶のIoT、ビッグデータ分析に関わる技術開発やその活用を、現場のユーザーの視点を活かして、子会社である(株)MTIを中心に進めてきたが、世界的に当該分野の発展が見込まれることから、船陸通信に関して独自の高い技術力を持つDualog社とパートナーシップを結び、船舶IoTの次世代プラットフォームの共同開発をはじめ、ビッグデータ分析やその自動化などの技術テーマに協力して取り組むこととしたもの。

署名式は、Dualog社のリンド-オルセンCEO、日本郵船経営委員のスヴェイン・スタイムラー氏が出席し、ノルウェーのディレク・アイハン貿易産業副大臣、田端浩国土交通審議官をはじめとした両国政府関係者同席のもと、ノルウェー貿易産業漁業省で行われた。