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ポッカ、インドネシアで飲料製造工場を稼働

2017/05/01

ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)の子会社ポッカコーポレーション・シンガポールは5月1日、インドネシアのPT DIMA INDONESIA(DIMA社)と設立した合弁会社PT.POKKADIMAINTERNATIONAL(PDI社)の飲料製造工場が2017年3月末に竣工、4月より本格稼動し4月末より出荷を開始したと発表した。

同社は1977年に飲料業界に先駆け、海外生産拠点ポッカコーポレーション・シンガポールを設立。お茶や果汁飲料、缶コーヒーなどの飲料を製造、シンガポール国内のみならず世界60カ国以上で販売し、サッポログループおよびポッカサッポロフード&ビバレッジの海外飲料事業の拠点として、東南アジア諸国を中心に積極的に事業拡大を図っている。

インドネシアにおいては、これまでDIMA社が販売代理店としてPOKKAブランドの茶系飲料や果汁飲料などを販売してきたが、経済成長著しいインドネシアの飲料市場の中で競争力をいっそう強化するにはインドネシア国内で製販一体となった事業展開が望ましいと判断し、合弁会社PDI社を設立、このたびの飲料製造工場設立に至った。

稼動開始した工場では、350ml~500mlサイズのPETボトルにお茶や紅茶、果汁入り飲料などを充填できるPETボトル充填ラインを1ライン導入、当初は主力商品となる「450mlジャスミングリーンティ」「350mlレモンブラックティ」といった茶系飲料を中心に製造。今後は市場ニーズに合わせて商品を展開する。

●新工場の概要
名称:PT.POKKADIMAINTERNATIONAL
所在地:KampungJabongIDusunIIIRT.41/RW.06,
DesaCurugrendengKec.Jalancagak,Subang,Indonesia
工場長:大林達弘(製造担当取締役)
従業員数:74名
敷地面積:6.4万平方メートル
建物面積:3400平方メートル(製造)/3400平方メートル(倉庫)
製造品目:お茶、紅茶、果汁入りドリンクなど
生産能力:350ml~500mlPET=400本/分、年間500万ケース
総工費:2000億Rp.(1Rp.=0.009円換算で約18億円)

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