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モザンビーク道路橋梁整備の無償資金協力増額を決定

2016/07/21

外務省は7月20日(現地時間同日)、モザンビークの首都マプト市において,水谷章駐モザンビーク大使とニェレティ・ブルーク・モンドラーネ外務協力副大臣との間で,2013年6月14日署名済みの無償資金協力「イレ-クアンバ間道路橋梁整備計画」(38億500万円)について洪水による被災のため,贈与の限度額を50億4,100万円に変更することを決定した。

同計画は,モザンビーク北部のザンベジア州イレ/ナンペボとニアサ州クアンバ間の国道103号線上の13橋梁を整備し,同国の回廊開発を含む地域経済活性化に寄与するもの。

これまで、国道103号線は国土を縦断する大動脈の国道1号線とモザンビーク北部のナカラ回廊西部を結ぶ,物流上重要な路線ながら,橋梁の老朽化など整備が不十分で物流を阻害する要因となっていた。2015年1月に発生した大規模な洪水により工事現場が被災するなど当初供与した金額での完成が困難となり、追加贈与を実施するもの。

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