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三菱ふそう、ペルー市場にペルー市場に新型車両を投入

2016/05/30

三菱ふそうトラック・バス(株)(MFTBC)は5月27日、ダイムラー・トラック・アジア(DTA)として協業するDaimler IndiaCommercial Vehicles Pvt. Ltd(DICV社)のオラガダム工場で生産したFUSOブランドの中・大型トラックの販売をペルーで開始したと発表した。ペルーでの投入にあたり5月24 日、首都リマで発表会を開催、中型トラック「FA」「FI」、そして大型トラック「FJ」を披露した。いずれもラインナップを一新したばかり戦略車だ。

アンデス山脈が縦走するペルーは起伏に富み、海抜4,000メートル級の山岳地帯が数多くある。南北に長い国土を長距離輸送し、走行環境が過酷で険しい山岳地帯を登坂するトラックには高いエンジン・耐久性能が求められるが、新ラインアップではエンジン性能、燃費、エアロダイナミクス、長距離輸送に最適な居住性、操作性などが高く評価されている。

MFTBCは1980年代以来、ペルーに大・中・小型トラックと小型バスを投入しており、欧州ブランドを含めた商用車市場の中で最大のマーケットシェアを維持している。特に小型トラック「キャンター」と小型バス「ローザ」はエンジン性能と車両の耐久性能で高く評価されている。今回の新型中・大型車両の導入により顧客の選択肢を広げ、さらなる販売拡大と新規顧客獲得を目指す。

●現地で開催した発表会の様子

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