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インド保健大臣が日本の透析治療を視察、鴻池運輸が寄与

2016/04/18

鴻池運輸(株)は4月15日、インド共和国・保健家族福祉省のJ.P.Nadda(ナッダ)大臣が(公財)日産厚生会玉川病院を訪問し、日本の人工透析治療現場を視察したと発表した。

今回の視察は、同社と玉川病院様が昨年共同で取り組んだ厚生労働省「医療技術等国際展開推進事業(内容は透析治療に関する印医療技術者人材交流)」を評価したNadda大臣からの要請を受けて実現したもの。

同社は2013年11月、インドにCARNA MEDICAL DATABASE PVT.LTD.(カルナメディカル)を設立し、医療物流プラットフォームの構築に向けた医療材料データベースの構築の取り組んでいる。さらに玉川病院の協力の下、経済産業省の委託事業「日本製医療機器メンテナンス事業調査」を実施する中で、玉川病院は、日本の透析治療技術がインドで役立つと考え、鴻池運輸とカルナメディカルの協力により、平成27年に厚労省が推進する前述の人材交流事業を実施した。

同社では、今回のような日本とインドの医療人材交流事業を元に、物流面でのサポートにもつなげたい考えだ。

透析設備機械室を視察するNadda大臣

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