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UPR、AT&Tと共同で国際間貨物のモニタリング追跡を実現

2016/02/24

ユーピーアール(株)(UPR)とAT&Tジャパン(株)(AT&T)は2月23日、AT&Tのモノのインターネット(IoT)技術を活用して、顧客の海上・陸上・航空貨物管理を支援してリスク緩和や品質管理の強化、コスト管理を図るサービスの提供すると発表した。

同サービスでは、航空機機内モードを搭載したAT&Tの貨物追跡システム「AT&T Cargo View with FlightSafe」と、ユーピーアールの温度・衝撃管理機能付き国際間貨物追跡システム「World Keeper」を連携し、日本と海外での輸送状況をシームレスにモニタリングする。UPR の顧客は、自社のすべての貨物をきめ細かく遠隔監視できるとともに、輸送手段(航空、道路、鉄道、海上)ごとに貨物を追跡できるようになる。

このシステムは、貨物に小型軽量のセンサーを取り付けることで利用できる。センサーが、位置や温度、湿度、衝撃、照度、振動といった貨物の状態に関する情報を記録して送信。UPR が新たに開発した英語・日本語対応のインターフェースおよびダッシュボードを使用することで、世界中でローミングが可能な AT&T Cargo View with FlightSafeのサービスをモバイル端末やPCから利用できるようにした。

精密な製品や高価な製品を世界中に輸送する必要がある日本企業にとって、、AT&T Cargo View with FlightSafeRとUPRのWorld Keeperは理想的な組み合わせとなるもの。このソリューションによって、企業は損傷の可能性やコンテナへの未許可の侵入など、貨物の状態に影響を与える環境の変化を通知するようにアラートをカスタマイズして、それらに迅速に対処することができる。

AT&T Cargo View with FlightSafeの主な機能
「位置」:貨物の正確な位置を GPS 経由でピンポイントに把握します。これにより送り主は、納入および物流のスケジュールを詳細にサポートできる。
「温度」:食品や薬剤など、傷みやすく輸送に注意を要する貨物の温度をほぼリアルタイムで確認できる。
「気圧」:高度による気圧の変化に影響を受けやすい製品(医薬品や薄いガラスなど)を監視する。
「照度」:コンテナ内で光が検出されるとアラートを送信し、輸送中に貨物が故意または過失によって開けられた可能性があることを通知する。
「衝撃」:壊れやすい貨物が衝撃による影響を受けたかどうかを検知する。

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