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フェデックスがグローバルマイクロビジネスの実態調査

2016/02/04

フェデックス エクスプレスは、グローバルマイクロビジネス(世界で活動している小規模企業)について調査を実施。2月4日に結果を発表した。調査によると、毎年収益が増加している小規模企業は、中小企業の50%に対し63%と急成長していることが分かった。

調査は2015年9月に調査会社、Harris interactiveに委託し、同12月に発表した調査の第2弾として行われた。前回調査では輸出を行っている中小企業が行っていない企業と比較して成長の可能性が高いことが明らかになったが、今回の調査では、2回の調査結果から輸出市場はビジネスに利点をもたらすことが判明したとされ、単なる輸出にとどまらず海外に拠点を置いた場合にも、同様の利点があることが示されている。

また、今回の調査では、アジア太平洋地域内ですでにグローバルマイクロビジネスを展開している企業は、新たな市場展開も同地域内に求めていることも判明。進出の多い海外市場上位8つのうち6つがアジア太平洋地域の市場で、中国を拠点にしている企業が最も多かった。

さらに、グローバルマイクロビジネスの事業者は、物流を重視していることも今回の調査で明らかになった。アジア太平洋地域内の6市場の内、日本、韓国、中国、香港、シンガポールの計5市場では「重要な外部サービス」の1位に”物流”が挙げられたほか、71%の事業者が「輸送サービスは重要」と回答。そのうち21%が「生命線」と回答した。

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