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極東開発工業、日本トレクスのタイ工場が竣工

2015/11/05

極東開発工業(株)と同社の子会社、日本トレクス(株)は10月21日、タイ王国に工場を竣工した。海外生産拠点の建設は日本トレクスでは初、極東開発グループとしては中国・昆山工場、インド工場、インドネシア工場に次いで4番目。新設工場ではカーディーラーの経営や自社ブランドの自動車販売を行うタイルーンや商社のミットサイアムの合弁会社として、同国で大きな需要が見込まれるカーゴ系車両と建設関連の特装車両を生産。第1段階としてウイングバン、現地仕様の10 ドアバンやダンプトラックの生産と販売を行う。

350人が集まった同日の竣工式では、タイ投資委員会長官代行のヒランヤ・スチナイ氏が「新工場の竣工はタイ王国の自動車産業と物流産業の将来性を大きく発展させ、長期間に亘りタイの競争力を次のレベルに成長させるための良い機会になる」とコメントした。

〈新工場の概要〉
商号:タイルーン
所在地:ラヨーン県ブルワックデーン郡アマタシティー工業団地内(バンコクの東南120㎞)
取締役会長:筆谷高明(極東開発工業(株)取締役会長)
取締役社長:松原宏(日本トレクス(株)執行役員
事業内容:ウイングバン、10ドアバンとダンプトラックの製造販売
資本金5億5,000万バーツ
株主構成:極東開発工業(株)15%、日本トレクス(株)30%、タイルーン40%、ミットサイアム15%
工場面積:土地=約85,000平方メートル、建物=約15,000平方メートル
業績計画:約11億200万円(2016年12月期)
人員:80人)

●工場の全景

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