2015/06/29

セイノーホールディングス(株)は6月26日、タイのサハグループとタイおよびASEAN地域での物流事業に関し提携し、タイに合弁会社を設立して事業を展開すると発表した。

サハグループの物流会社に同社グループが出資し、社名をSeino Saha Logistics Co., Ltd.（予定）に改める。出資比率は、同社グループ51％、サハグループ39％、他10％。タイおよび近隣諸国における物流ネットワークを確立し、ASEAN 地域における主要物流企業となることを目指す。

具体的には今後、タイおよび大メコン圏（GMS）において高品質のサービスを提供するトラック輸送企業としての地位を確立。また、日本と同水準の高品質なサービスを提供可能な物流サービスネットワークを ASEAN 地域に確立し、サプライチェーンのグローバル化を背景とした顧客ニーズの多様化への対応する。

サハグループの物流基盤とセイノーグループが有する物流事業におけるノウハウ・技術を融合することで高品質・低価格のサービスを提供するほか、ASEAN地域における物流インフラの確立に貢献する。