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パイオニア、NECの支援でグローバルSCMシステム導入

2015/04/01

パイオニア(株)は3月26日、日本・中国・タイなどの生産拠点における調達・生産・品質・物流領域におけるグローバルサプライチェーンマネージメントシステム(グローバルSCMシステム)を導入すると発表した。

日本電気(株)(NEC)がシステム構築を担当し、IFS社のグローバルERPソフトウェア「IFS Applications」やNECのグローバル需給調整ソフトウェア「Witleaf」、クラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」などを活用する。また、NECグループの工場において生産革新活動を実践してきた幹部人財「匠」が、サプライチェーン全体の最適化に向けたストックポイント設計などを支援する。

パイオニアは同システムにより、グローバルでの調達・生産・品質・物流に関する業務プロセス・システムを標準化し、新製品・生産拠点立ち上げの迅速化や、Plan(計画)- Do(実行)- Check(評価)- Action(改善)のPDCAサイクルのスピードアップを実現する考え。特にグローバルで成長が見込まれるOEM(相手先ブランド製造)市場において、自動車メーカーやメガサプライヤーにとってなくてはならないキーサプライヤーとなるべく、市場環境の変化への対応力強化を図っていく。

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