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日本通運、ベトナム・ホーチミン郊外に多機能倉庫を開設

2015/03/19

日本通運(株)は3月18日、現地法人・ベトナム日本通運有限会社が2月6日にホーチミン郊外のアマタベトナム工業団地にて、多機能倉庫「アマタ・ロジスティクス・センター」を開設したと発表した。

同センターは、ドンナイ省のアマタベトナム工業団地内に所在し、ホーチミン中心部より北東へ約30km、ホーチミンとハノイ間を結ぶ国道1号線沿いにあり、ベトナム最大の港と空港であるカイペップ・チーバイ港とタンソンニャット空港へのアクセスも良好で、陸、海、空の複合輸送ハブ拠点として好立地な場所に位置している。

既に多くの日系製造業が同工業団地への進出しており、同センターでは、非居住者在庫、流通加工、アセアン諸国や中国とのクロスボーダー輸送、バイヤーズ混載、ベトナム国内の店舗向け配送、冷蔵・冷凍保管など多様化する物流需要に対応する。一般貨物から食品など幅広い貨物を取り扱うことができるよう、1万6,600枚のパレットが収納可能な6段積ラックシステムを導入し、冷蔵・冷凍・定温の温度管理機能を完備した。

また、IDカードと指紋認証による入退室管理システムや施設内各所には監視カメラ、赤外線侵入感知装置を配備、さらに24時間365日体制の有人警備を配備し、スプリンクラー設備、非常用発電設備を設置し、万全なセキュリティ対策を施している。

今回のセンターの開設で、ベトナム国内の日通グループの倉庫拠点は9拠点、保有倉庫面積は4万7,414平方メートルとなる。

センター概要
住所:Road no. 15, Long Binh (Amata) Industrial Park, 
Bien Hoa City, Dong Nai Province, Socialist Republic of Viet Nam
敷地面積:2万7,775平方メートル
倉庫面積:1万2,475平方メートル
保税倉庫5,574平方メートル、一般倉庫6,901平方メートル、冷凍倉庫212平方メートル、冷蔵倉庫737平方メートル、定温倉庫900平方メートル
設備等:ラックシステム(保税倉庫7,700パレット、一般倉庫8,900パレット)、侵入者感知センサー、非常用発電設備、24時間警備員配置
営業開始日:2015年2月24日

センター外観

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