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郵船ロジ、マレーシアの新倉庫が営業開始

2015/02/10

郵船ロジスティクス(株)は2月9日、同社のマレーシア現地法人TASCO Berhadが、マレーシア南部のタンジュンペラパスで新倉庫の営業を開始したと発表した。

タンジュンペラパスはマレーシア・ジョホール州の南西に位置し、州都のジョホールバルまで車で30分、対岸のシンガポールには1時間という立地の良さからASEAN域内の物流ハブとして発展を遂げてきた。マレーシアはASEAN域内で非居住者在庫が可能な国として近年注目されており、物流需要も見込めることから新倉庫の開設に至った。

新倉庫では、電子電気機器や一般消費財をターゲットに、入出庫や在庫保管、流通加工、配送管理など各種ロジスティクスサービスを提供していく。また、タンジュンペラパス港フリーゾーン内という立地を生かし、非居住者在庫をはじめ、シンガポールへのクロスボーダー輸送など、同地ならではの特長を生かしたサービスを提供する。

今後は新倉庫を活用し、日系、非日系など様々な顧客の物流ニーズに対応していくとともに、ASEAN域内のハブ拠点としてフォワーディングや通関を繋げた総合物流サービスをワンストップで提供し、アジアビジネスの拡大を図っていく予定。

●新倉庫の概要
名称:TASCO Berhad TASCO PTP Warehouse
住所:Lot No D28-E, Jalan DPB/3 Kawasan Zon Perindustrian Bebas Mukim Tanjung Kupang, Daerah Johor Bahru, Johor, Malaysia
面積:約1万9,000平方メートル
稼動開始日:2015年1月27日

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