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日立物流が上海に現地法人を設立、貿易決済を代行

2015/02/09

(株)日立物流は2月6日、同社の子会社・日新運輸(株)が上海自由貿易試験区に貿易決済代行サービスなどを行う現地法人を設立し、2月1日から営業を開始したと発表した。

今回の現地法人設立は、中国からの調達物流を行う顧客から、従来の輸送・保管・流通加工等の物流サービスに加え、貿易決済代行サービス等の高付加価値サービスについても求められているのを受け、これらのニーズに応えるとともに、今後成長の見込める中国内の商品販売物流事業への参入の契機とする考え。

商品販売物流事業の範囲は、荷主として国際貿易(仕入・販売)を担うことや、中国国内での商業行為も含めた卸売・小売を行うことも含まれる。

売買取引ができる品目は、日用品や化粧品、おもちゃ、衣料、靴・鞄といった生活関連用品から、電子部品、自動車部品、ガラス製品、鋼材等の工業用原材料まで、合計32品目におよぶ。

●現地法人の概要
商号:暖新国際貿易(上海)有限公司
登記地:中国(上海)自由貿易試験区
代表者の役職・氏名:董事長・楊 潯
事業内容:貨物の輸出入取引(貿易決済代行サービス)、保税貨物取引、保税区物流
貿易コンサルタント等
資本金:1,000 万人民元(約1.9億円)
設立年月日:2014年12月26日 (営業開始時期:2015年2月1日)
出資者および出資比率:日一新国際物流(上海)有限公司:55% (日新運輸(株)の100%子会社)、日新運輸(株):35% 、日立物流(中国)有限公司:10%

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