2018/10/05

大和物流(株)は10月1日、愛知県小牧市長治町に総延床面積3万7,000平方メートル超の大規模物流施設を開発する「小牧長治プロジェクト」を本格始動したと発表した。

 

●「小牧長治プロジェクト」のポイント

（1）広域配送が可能な物流好立地

東名高速道路「小牧IC」および「春日井IC」から約4.5kmに位置し、東名高速道路・名神高速道路・中央自動車道が交わる交通の要所「小牧JCT」に近く、中京圏だけでなく関東圏、関西圏へのアクセスにも優れている。

 

（2）2棟構成の総延床面積3万7,000平方メートルを超える同社最大規模の物流施設。

A棟は重量物や長尺物が多い建材貨物の保管・取り扱いに適した低床式ホーム構造で、一部にドックレベラーを設置し、コンテナ貨物の取り扱いも可能。2019年6月から稼働を予定し、施設の一部を物流不動産として賃貸し、残りを主に建材関係の貨物を取り扱う物流拠点として自社運営する。

B棟は冷凍・冷蔵設備を備えた物流施設で、横浜低温流通(株)に2019年9月より全棟賃貸を予定している。 

（3）創エネ・省エネの環境配慮型センターで、屋上には2棟合計約3,400枚・総発電容量約1,024kWのソーラーパネルを敷設。省エネ性に優れるLED照明を全館に導入し、大幅な省エネを実現している。

●施設概要

（1）「（仮称）小牧長治物流センター」

所在地：愛知県小牧市長治町1番1他

敷地面積：（A棟）1万6,159.92平方メートル（約4,888坪）

　　　　　（B棟）8,988.07平方メートル（約2,719坪）

延床面積：（A棟）2万2,618.14平方メートル（約6,842坪）

　　　　　（B棟）1万4,482.68平方メートル（約4,381坪）

構造・規模：（各棟）鉄骨造地上4階建て（倉庫3階建て）

設計・施工：大和ハウス工業(株)

最寄りIC：東名高速道路「小牧IC」から約4.5km

最寄り駅：名鉄小牧線「小牧原駅」から約1.8km

着工日：（A棟）2018年7月1日

　　　　（B棟）2018年10月1日

竣工：（A棟）2019年5月末予定

　　　（B棟）2019年9月末予定

稼働開始：（A棟）2019年6月予定

　　　　　（B棟）2019年10月予定