2013/05/31

澁澤倉庫(株)は、神奈川県横浜市および大阪府茨木市の同社所有地の再開発計画を推進することを発表した。

神奈川県横浜市の所有地は、横浜港の湾岸地区という輸出入貨物の取扱における利便性を活かし、また、大阪府茨木市の所有地は、名神高速道路茨木ICに近接する内陸拠点としての立地を活かし、従来、物流倉庫、配送センターとして活用してきたが、建物老朽化のため、再開発の検討を進めてきた。両所有地の再開発にあたっては、第一期と第二期に段階を分け、このたび、第一期再開発計画として、当該両所有地の既存倉庫建物の一部を取り壊し、新たに物流倉庫と、オフィス、試験研究施設、流通加工等に対応可能な多目的賃貸スペースを併設した建物を建設する。

2013年5月に策定した、2016年度を最終年度とする中期経営計画「Step Up 2016」の事業戦略に沿い、三大都市圏における物流事業のさらなる拡大、物流事業と不動産事業の融合による新たな付加価値の創造を目指していくという。

＜建設計画の概要（第一期再開発計画）＞ 

1. 神奈川県横浜市の所有地 

敷地所在地：神奈川県横浜市神奈川区恵比須町1番地

敷地面積：2万2,584平方メートルのうち、約半分1万1,753平方メートルを第一期で再開発予定

建物構造：鉄筋コンクリート造（一部鉄骨造）地上5階建

建築面積：6,460平方メートル

延床面積：2万15平方メートル

着工予定：平成25年8月

竣工予定：平成26年7月

2. 大阪府茨木市の所有地

敷地所在地：大阪府茨木市西河原北町6番15号

敷地面積：2万3,674平方メートルのうち、約半分1万2,580平方メートルを第一期で再開発予定

建物構造：鉄骨造 地上4階建

建築面積：7,534平方メートル

延床面積：2万1,650平方メートル

着工予定：平成25年8月

竣工予定：平成26年4月