[最新ニュース] 物流・生産拠点

CRE、埼玉に物流施設「ロジスクエア久喜Ⅱ」竣工

2017/02/28

(株)シーアールイー(CRE)は2月28日、埼玉県久喜市において開発を進めていた物流施設「ロジスクエア久喜Ⅱ」を竣工したと発表した。同施設は竣工に先立ち国内メーカー企業の入居が確定しており、2017年3月1日より当該テナント企業の物流拠点として稼働する予定。

開発地は東北自動車道「久喜」ICより約4.8km、「加須」ICより約5.8km、主要幹線道路である埼玉県道3号さいたま栗橋線沿いに位置しており、いずれのICからも10分以内でのアクセスが可能な好立地。2017年2月26日に圏央道の「境古河」IC~「つくば中央」IC間が開通したことにより、東北自動車道を基軸として神奈川エリアから成田空港までをカバーする広域ネットワークの形成が期待され、次世代を睨んだ国内物流の戦略的拠点として高いポテンシャルを有している。

9,846.41平方メートル(2,978.53坪)の敷地に延べ面積1万1,931.31平方メートル(3,609.22坪)の2階建て施設。基本スペックとして、1階トラックバースは高床式のピロティタイプ、倉庫部分の床荷重は1.5t/平方メートル、有効高さは1階・2階共に5.5m以上、照度は300ルクスを確保。前面道路からの場内出入口は入口専用、出口専用の計2か所のゲート(幅員12m)を設け、トラックヤードは、塑性変形抵抗性に優れ、わだち掘れの発生を抑制する「半たわみ性舗装」を全面に採用している。

また、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具の採用、屋根全面に太陽光発電設備の設置を行い、環境や省エネルギーに配慮した施設としてCASBEE埼玉県のAランク認証、BELS(※)の最高ランクである「★★★★★(5つ星)」評価を取得しており、環境負荷低減への取り組みが高く評価されている。

※BELS評価について国土交通省が推進している建築物の省エネルギー性能を評価・表示する統一的な公的指標であり、BuildingEnergy-efficiencyLabelingSystemの略語

●ロジスクエア久喜Ⅱの概要
所在地:埼玉県久喜市八甫字前谷1390-5
敷地面積:9,846.41平方メートル(2,978.53坪)
延ベ面積:11,931.31平方メートル(3,609.22坪)
建物構造:鉄骨造地上2階建て
工期:2016年6月1日~2017年2月28日
設計施工:鈴与建設株式会社

●ロジスクエア久喜Ⅱ全景(上)、倉庫内(中)、屋上太陽光発電設備(下)

|↑一覧に戻る|