[最新ニュース] 物流・生産拠点

センコー、埼玉県に加須PDセンターを開設

2016/11/08

センコー(株)は11月8日、埼玉県加須市に「加須PDセンター」を稼働させた。

昨年、圏央道の桶川加納IC~白岡菖蒲ICが開通して以降、埼玉県北部エリアは首都圏各地へのアクセス、東日本と西日本をつなぐ各高速道路へのアクセスが良くなり、物流拠点のニーズが高まっていた。

同社も既に狭山PDセンター、西関東ロジスティクスセンターなど圏央道沿いに物流センターを開設しており、今回開設した新センターも圏央道、東北自動車道へのアクセスが良く、首都圏全域をカバーする物流拠点としている。

新センターは延べ床面積約5万平方メートルで建物の両側には92台のトラックが接車できる高床式のトラックバースを設定、積み降ろし効率を高めているほか、天井を高めに設計することで様々な貨物を効率的に保管可能。さらに屋根には発電能力2メガワットの太陽光発電装置を設置し、売電事業も展開する。

同社は今後10万5,000平方メートルの敷地を利用して2棟目の物流センターも計画しており、首都圏北部エリアでの事業基盤の強化を進めていく。

●施設の概要
名称:加須PDセンター
所在地:埼玉県加須市中ノ目7
建物構造:鉄骨造 地上2階建
敷地面積:10万4,900平方メートル 
延床面積:4万8,200平方メートル 
倉庫面積:4万1,000平方メートル 
設備:ソーター(自動仕分け装置)、貨物用エレベーター2基、垂直搬送機7基、ドックレベラー3基、クライミングレベラー2基、トラックバース(接車台数92台)、太陽光発電装置

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