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三菱地所が厚木に物流施設着工、単独開発第2弾に

2016/04/25

三菱地所(株)は4月21日、神奈川県厚木市上落合において、地上4階建て延床面積約29,900平方メートルのマルチテナント型物流施設「ロジクロス厚木」を2016年5月6日に着工すると発表した。竣工は2017年3月の予定。

同施設は、同社が単独で開発する物流施設としては「ロジクロス福岡久山」に続く第2弾になる。立地としては、足元の厚木市を中心に都心部消費地への配送をはじめ、圏央道・東名高速道路・国道129号線へのアクセスが良好であることから、首都圏広域、並びに関西・東海地方への配送も可能。第二東名高速道の開通(2018年度予定)により、物流適地としての評価が高まっていくと期待される。

さらに小田急小田原線「愛甲石田」駅から徒歩約20分、路線バスの運行があること、周辺に住宅地を抱えていることから雇用確保の面においても良好な環境だ。施設計画では、施設で働く方々の職場環境に配慮し、喫煙室・パウダールーム・ドライバー用トイレなどの実用性の高いアメニティの充実を図る。

上記を始めとする施設計画が評価され、(株)日本政策投資銀行による「DBJ Green Building 認証制度で「極めて優れた『環境・社会への配慮』がなされたビル」としてPlan認証を付与された。特徴的な取り組みとして、丸の内エリアのオフィスピルにて使用していたOAフロアパネルを、事務所に再利用する予定。

なお同社は、当社は首都圏・関西圏・中京圏などの大都市圏で3件の物流施設の開発を進めており、加えて、千葉県習志野市において新たな開発用地を取得し、同計画に続く首都圏での物流施設を開発する予定だ。

●計画概要
所在地:神奈川県厚木市上落合柳添231番1(地番)
アクセス:国道129号線まで約l.Okm、
     小田原厚木道路「厚木西JICまで約0.9km、
     東名高速道路「厚木JICまで約2.5km、
     小田急小田原線「愛甲石田J駅から徒歩約20分
敷地面積:14,782平方メートル(4,472坪)
延床面積:約29,900平方メートル(約9,045坪)
構造:柱・梁S造、地上4階建
設計・施工:(株)鴻池組
設計監理監修:(株)三菱地所設計
用途:マルチテナント型物流施設合複数
着工:2016年5月6日(予定)
竣工:2017年3月末(予定)

●「ロジクロス厚木」外観パース

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