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日本コーンスターチ、関東新工場の先行出荷開始

2016/03/15

日本コーンスターチ(株)は3月15日、顧客に対するBCP(Business Continute Plan)の強化と関東の顧客の急なオーダーへの柔軟な対応のため、現在建設中である関東新工場の物流倉庫を3月28日より先行稼働させると発表した。

同社はこれまで、愛知県にある既存の工場について、東海・東南海地震を想定した耐震工事を建屋、地盤、機械装置・タンク類などすべてにおいて完了しており、BCMS(Business Continuity Management Systems=事業継続マネジメントシステム=)の国際規格であるISO22301も取得し、供給体制を整えてきた。

今回、さらなる「安心・安全・安定供給」の確立のため、茨城県鹿島地区に建設中の関東新工場について、物流倉庫を先行稼働させることにより、いち早く中京地区と関東地区の二拠点の供給体制を確立し、BCP体制の強化を狙った。これにより、今まで以上に顧客の急な新規オーダーや、オーダー変更に柔軟に対応することが可能になる。

なお、新工場の完成は、同社創業150年目という節目の年にあたる2017年4月を予定している。

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