[最新ニュース] 物流・生産拠点

食品メーカー6社、2016年4月から北海道で共同配送へ

2015/11/16

 味の素(株)、カゴメ(株)、日清オイリオグループ(株)、日清フーズ(株)、ハウス食品グループ本社(株)、(株)Mizkanの食品メーカー6社は、2016年4月から北海道地区で初の共同配送(常温製品)をスタートさせる。配送拠点と配送車両の共同利用で輸送効率の改善を図り約15%のCO2 排出量削減を目指す。
 6社は今年2月2日、“食品業界全体およびそのサプライチェーン全体の発展”に資する効率的で安定的な物流体制の実現を目的として、食品企業物流プラットフォーム(F=LINE)の構築に合意し、以降、持続可能な物流体制を目指していた。主に「6 社共同配送の構築」「中距離幹線輸送の再構築」「物流システムの標準化」について検討しており、今回北海道地区でスタートする共同配送では、現在6社合計で4ヶ所ある配送拠点を2ヶ所に集約、共同保管し、各々の配送拠点から共同配送を行うことで1台当たりの積載効率を高める。

また、今回の共同配送に併せて各社の情報システムを連結し、物流情報を一元化。6社の製品の在庫管理や配送車両の手配等の物流業務の効率化を図かることで、従来は複数社が別々に行っていた配送の回数を削減させ、納品先の荷受時の負担も軽減する。
 
●北海道地区における6社共同配送イメージ図

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