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物流連、平成27年度施設見学会を開催

2015/11/05

(一社)日本物流団体連合会は10月28日、毎年恒例の施設見学会を開催した。 今回は「五輪大会を見据えた東京港/モーダルシフトの現状と未来」を2本立てテーマとし、会員企業・ 団体などから41名が参加した。

見学コースは、鉄道貨物輸送の首都圏最大拠点「東京貨物ターミナル駅」を訪問後、東京都港湾局視察船「新東京丸」による海から見る東京港施設を見学し、最後に東京~博多港を結ぶ高速RORO船「ひまわり5」に訪船するもの。

まず、大井地区にある東京貨物ターミナル駅に到着した参加者は、日本貨物鉄道(株)総務部広報室および東京貨物ターミナル駅駅長より、鉄道貨物輸送が果たす物流における役割と、当駅の特色や実際の荷物取り扱いの流れなどについて説明を受けた。その後、広大な駅構内を移動しながら荷役作業や併設された物流施設等を見学した。 

続いて竹芝小型客船ターミナルへ移動し、「新東京丸」に乗船して東京港内を周航した。船窓より 2020年開催のオリンピック・パラリンピック大会用施設予定地の紹介を受けると共に、コンテナふ頭を始めとする大規模物流施設を海側から見るという貴重な機会を体験した。また、乗船による視察を通じ、改めて東京港が占め る物流の一大拠点としての地位を再確認した。

最後に有明埠頭へ移動し、東京~博多航路(くろしおライン)に就航している日本通運㈱の内航RORO船「ひまわり5」を見学した。車両の荷役作業を見ながらランプウェイを通って乗船し、操舵室で船長から船の 機器・航路等について説明を受けた。

●上から東京貨物ターミナル駅、視察船「新東京丸」、RORO船「ひまわり5」での集合写真

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