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GLP、千葉県・流山に国内最大規模の物流施設を開発

2015/11/02

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(株)(GLP)は10月30日、千葉県流山市で国内最大規模の総延床面積約32万平方メートルのマルチテナント型およびBTS型に対応した大型物流施設「GLP流山」の開発を行うことを発表した。

同施設はGLP流山 I、II、III の3棟からなり、2016年夏から順次着工、2018年内の竣工を目指す。総開発コストは 約590億円。GLPとして初の試みとして通常の倉庫機能のほか、工場用途にも対応可能で、この3棟で生産/製造、梱包、配送までを網羅したサプライチェーンの統合を目指すフルパッケージ施設となる。

立地は都心部から約 25km、常磐自動車道「流山」IC 近接、首都高速6号三郷線/常磐自動車道「三郷」IC から6kmに位置し、国道16号線にもアクセス良好。東武野田線「初石」駅からは約1.8kmに所在する。

建物は3 棟共通の特徴としては4階建て、プレキャストコンクリート造・免震構造を採用し、ランプウェイの設置により各階アクセスを可能にする。また、冷凍冷蔵倉庫機能に対応するほか、配送ターミナル機能の併設など物流効率化に寄与する様々な仕様を予定しており、今まで以上に迅速 な配送が可能となる。

業界初の試みとしてテナント企業向けの派遣会社の出張事務所を施設内に配置し、サポート機能を強化する。実際に働く人の労働環境整備の一環として、託児所やコンビニエンスストア、カフェテリアを設置。公共交通機関(バス)の施設内への延伸も予定している。

各棟の特徴
【GLP流山I】
敷地面積:約6万平方メートル
延床面積:約13万平方メートル
ランプウェイ:ダブル
その他:中央車路1階両面バース

【GLP流山II】
敷地面積:約4万2,000平方メートル
延床面積:約9万6,000平方メートル
ランプウェイ:ダブル
その他:片面車路

【GLP流山III】
敷地面積:約4万2,000平方メートル
延床面積:約9万1,000平方メートル
ランプウェイ:シングル
その他:片面車路1階両面バース

完成イメージ

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