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GLP、厚木・埼玉の物流施設が竣工前に満床に

2015/10/14

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(株)(GLP)は10月13日、2016年6月に竣工予定の「GLP厚木II」と2015年12月竣工予定の「狭山日高I」が賃貸借予約契約を締結したことにより、「GLP厚木II」は竣工9か月前、「狭山日高I」は竣工3か月前にいずれも満床となった発表した。

GLP厚木IIでは(株)ユーディーエル(UDL)と大手小売関連企業、狭山日高Iは大手製造業関連企業1社の専用施設として賃貸借予約契約を締結した。

GLP厚木IIは、神奈川県愛甲郡愛川町に建設中の延床面積約8万9,000平方メートルの6階建てマルチテナント型の先進的物流施設で、都心部から約40km、横浜から約20kmの距離にあり、約140社からなる多数の工場・倉庫が集積し、製造業・運送業の要衝の地である神奈川県内陸工業団地内に所在する。一方、GLP狭山日高Iは、埼玉県日高市に建設中の総延床面積約4万3,100平方メートルの4階建てマルチテナント型先進的物流施設。建設地である日高市は首都圏を環状に結ぶ圏央道と国道16号線の希少な結節点に所在し、雇用の確保も容易なため、物流立地として大いに注目されている。

GLP厚木IIと賃貸借予約契約を締結した2社は新規の顧客で、UDLはGLP厚木IIが物流拠点として最適な立地であり、天井高が6m以上と保管に優れた設計であること、さらに事業継続性の確保や環境配慮に注力した施設であることが評価し、入居につながった。大手小売関連企業はこれまでエンドユーザーとしてGLPの他の施設を利用していたが、今回GLPとは初めて直接契約を結ぶことになる。同施設が両面バースなど豊富なトラックバースを持つ施設であること、また、1階倉庫部分に大規模なソーターやマテハンを設置しやすい工夫された施設設計であることが今回の入居の決め手となった。

建設中のGLP厚木II(上)とGLP狭山日高I

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