2015/09/25

センコー（株）は、タイ王国にレムチャバン物流センターを開設し9月から本格稼働させる。レムチャバン港から約10kmに位置するピントン工業団地内に立地。この立地を活かし輸出入貨物の保管を中心に物流サービスを提供していく。

同国は、日系製造業の生産拠点であり、人口6億人を抱える市場としても注目されており、同社は複合一貫輸送から保管、配送、構内物流まで、高品質な物流サービスで、顧客のビジネスサポートに取り組んでいく。

今後同社は、同国のアユタヤ県でも物流センター開設を計画しており、現地企業や日系企業をはじめとする外資企業向けにサービスを提供していく考え。さらに、ベトナム、ミャンマーへの進出も視野に入れ、ASEAN内陸部での国際陸上輸送ネットワーク構築を進めて行く考えだ。

●施設の概要

所在地：タイ王国チョンブリ県シラチャ郡ノーンカーム町ピントンランド

（Pingthon Land 1,130/11 Moo.9,T.Nongkham,A.Sriracha Chonburi,Thailand）

建物構造：鉄骨造　高床平屋建て（一部、低床部設置）

敷地面積：48,593平方メートル（14,725坪）

延床面積：21,003平方メートル（事務棟含む）（6,365坪）

有効天井高：A棟、B棟 16メートル、C棟 12 メートル

 接車バース：29台（A棟8台、B棟6台、C棟15台）

 下屋：各棟ともに15メートルの下屋を備え、全天候型荷役が可能

●ASEANの中心国、タイで本格稼働するレムチャバン物流センター