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住友商事、千葉県習志野市に物流施設開発

2015/03/19

住友商事(株)は3月17日、千葉県習志野市に延床面積約3万8、000平方メートルの物流施設を開発し、2016年9月に稼働させる計画を発表した。これにより同社が同地域に開発した物流施設は、隣接する茜浜物流センターと併せて計3物件、総延床面積 13万445平方メートル(約4万坪)、資産規模は約260億円となる。

開発地の千葉湾岸地区は、首都圏エリアの物流施設の約15%が集積する、首都圏最大規模の物流施設集積地。そのうち習志野茜浜地区は、東京港へ約33km、東京駅から最寄り駅のJR京葉線 新習志野駅まで約33分とアクセス至便。住宅地を背後に控え労働力が豊富なエリアで、アパレル・通販事業者などの流通加工型物流拠点として適している。最寄りの東関東自動車道 谷津船橋ICが昨年度開設したことに加え、2017年度には、東京外環自動車道と東関東自動車道を結ぶ高谷ジャンクションが開通予定であり、さらなるアクセス向上が見込まれる。

施設は、流通加工型物流センターの使い勝手に配慮した配置計画、トラック接車バース、搬送能力を備え、少量・多頻度・短時間の配送ニーズにも、きめ細やかに対応します。また、茜浜物流センターとの相互補完を図ることにより、拡張にも柔軟な対応が期待できる。

このように今回の計画は、アパレル・通販事業者を主なターゲットとしながら、その他の物流施設ニーズにも対応できる汎用性の高さを兼ね備えた最新鋭の施設となっており、入居企業の誘致を進めていく考え。

住友商事は、隣接する茜浜物流センター(Ⅰ号棟・Ⅱ号棟)を開発。同センターは、ジュピターショップチャンネル(株)、住商グローバル・ロジスティクス(株)およびその他複数のアパレル・通販事業者等の物流旗艦拠点としての機能を果たしている。

物件概要
仮称:習志野茜浜Ⅲ物流施設開発計画
住所:千葉県習志野市茜浜三丁目6-2
最寄駅:JR京葉線「新習志野」駅
敷地面積:1万9,369平方メートル(5,859坪)
延床面積:3万8,419平方メートル(1万1,622坪、予定)
構造・階数:鉄骨造、4階建(予定)
着工年月:2015年9月(予定)
竣工年月:2016年8月(予定)

外観イメージ

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