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横浜市、国際競争力のある港を目指してふ頭を整備

2014/12/24

横浜市は12月18日、横浜港港湾計画を全面的に改訂することを発表した。全面改訂は2006年3月以来9年ぶり。今後、国際競争力のある港を目指して、施設整備を進めていく。

目標年次となる2025年の目標は、貨物取扱量で1万6,730万トン。このうちコンテナ貨物量で7,780万トン(520万TEU)とした。2013年の貨物取扱量は1万1,917万トン。コンテナ貨物量は4,205万トン(289万TEU)だった。

具体的には、コンテナふ頭について本牧沖に新たなふ頭を計画し、18mを超える大水深・高規格コンテナターミナルと高度な流通加工機能を有するロジスティクス施設を一体的に配置する。また、一般貨物ふ頭について主力輸出品目である完成自動車などの一般貨物を効率的に取り扱えるようふ頭機能の転換・強化を図るとした。

増大する港湾物流に対応するため、広域道路ネットワークと臨港道路を接続し、貨物集荷力を強化するとともに、ふ頭間の円滑な交通を確保することも掲げた。

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