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国交省、港湾物流施設の再編事業で四日市港を初採択

2014/12/04

国土交通省は12月3日、「港湾に立地する物流施設の再編・高度化事業」について四日市港の施設整備を採択したと発表した。同事業で始めての採択になる。事業者となるのは、霞北埠頭流通センター株式会社(日本トランスシティ(株)と伊勢湾倉庫(株)の共同出資会社)。

2016年度までに四日市港の老朽化した小規模倉庫を集約・大規模化することで、地震発生時の施設倒壊による物流の寸断等を回避するなど防災機能の向上させる。

また、外貿コンテナを取り扱う霞ヶ浦北ふ頭地区コンテナターミナルに隣接した場所に新たな物流施設を立地し、コンテナターミナルから物流施設までのコンテナの輸送距離を短縮し、海上コンテナ輸送の効率化を実現する予定だ。さらに物流施設内で検品、加工作業等の流通加工を行うスペースも確保され、物流機能の高度化が図られる見込み。

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