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国交省、港湾出入管理システムを来年1月から本格運用

2014/12/03

国土交通省は12月1日、国際埠頭施設の制限区域で人や車両の立ち入りを管理する「出入管理情報システム」について来年1月1日から本格運用を開始すると発表した。

現在、国際港湾施設の保安を確保するため、制限区域に出入りする際には3点確認(本人・所属・立入目的の確認)が行われている。この3点確認については、物流の効率性との両立を図るため、PS (Port Security)カードを使って個人識別情報を照合する出入管理情報システムの導入が推進されてきた。

同省はシステムが十分に機能を発揮していることが確認できたとして本格運用の開始を決定。これまで暫定的に無料としていたシステムおよびPSカードについて来年から使用料を徴収する。PSカード(5年間有効)の使用料はシステムによる照合を受ける者が負担し、1,800円(消費税別)になる。

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