[最新ニュース] 物流・生産拠点

明治、ヨーグルトの生産体制強化

2013/03/18

明治ホールディングス(株)は、ヨーグルトの生産体制の強化に関し、事業子会社の(株)明治において、守谷工場に下記概要にて生産ラインの増強を実施すると発表した。

同社グループは、昨年4月よりグループの長期ビジョン「明治グループ2020ビジョン」に基づいた3か年中期経営計画「TAKE OFF 14」をスタートさせ、収益性向上と飛躍に向けた戦略投資の実行を進めている。

ヨーグルトに関しては、「明治ヨーグルトR-1」、「明治プロビオヨーグルトLG21」などのプロバイオティクスヨーグルト群や「明治ブルガリア」ブランドを中心に、生産能力を高めながら積極的な事業拡大を図ってきた。

昨年は、「明治ヨーグルトR-1」が広く世の中に認められ、大幅に伸長するとともに、その他のヨーグルトも好調に推移し、今期のヨーグルト全体の売上高は、当初計画を大きく上回る見通しとなっている。

また、現在「明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーン」を使用した健康長寿についての研究をフランス・パスツール研究所と共同で実施するなど、新たな価値の探求にも力を注いでいる。同社は、これからもヨーグルトのトップメーカーとしてさまざまな取り組みを積み重ね、ヨーグルト市場の創造に努めていく。

こうした考えのもと、今般、ヨーグルトの供給能力拡大と生産能力の向上による事業強化を目的として、関東エリアの主力生産拠点である守谷工場において、ヨーグルト製造ラインの増強を実施するという。

<守谷工場への投資概要>
投資内容:プレーンヨーグルトおよび小型カップヨーグルト製造ラインを増設
投資額:約40億円
生産能力:投資後、守谷工場のヨーグルト生産能力は、約2倍(容量換算)となる予定
生産開始時期:2013年12月より順次開始予定

|↑一覧に戻る|