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センコー、群馬県太田市に北関東PDセンターを竣工

2014/08/08

センコー(株)は、北関東地域での事業基盤を強化するため、群馬県太田市の北関東ロジスティクスセンターの敷地内に北関東PDセンターを竣工したと発表した。北関東PDセンターは群馬県内では初となる、免震構造の物流センターだ。

群馬県太田市は北関東地域でも随一の工業都市で多くの工場が立地している。同社は2棟の物流センター(群馬PDセンター、群馬物流センター)を持つ北関東ロジスティクスセンターを2009年に開設し、物流業務を行ってきた。

この度、同センターの物流機能をさらに強化するため、延床面積約3万2,000平方メートルの「北関東PDセンター」を敷地内に増設した。これにより、既存の2棟と合わせ同センターは3棟体制となり、総延床面積は7万平方メートルになるという。

東日本大震災以降、津波や液状化被害のおそれのない内陸部の物流拠点のニーズが高まっている。北関東PDセンターは地震や台風などの自然災害が比較的少ない群馬県に立地しており、さらに災害リスクを低減するため、建物を免震構造とした。また、近隣に自家給油スタンドを設置しており、万一の災害時にもいち早く物流業務を再開できる体制を確保するなど、災害に強い物流センターとしてBCP(事業継続計画)構築に取り組んでいる顧客のニーズにお応えできるという。

北関東ロジスティクスセンターは北関東自動車道のインターチェンジに至近で、北関東地域の各都市や都心へのアクセスにも優れ、商品の配送に適した立地となっているほか、最新のセキュリティゲートを設置し、センター敷地内を出入りする全ての車両の入出場を管理するなど、セキュリティに万全を期している。

さらに、北関東PDセンターの屋上には太陽光発電装置を設置し、7月から売電事業を開始したという。

<北関東PDセンターの概要>
名称:北関東PDセンター
所在地:群馬県太田市新田大町600-1
建物構造:PC造、地上4階建て、免震構造
敷地面積:7万6,812平方メートル(北関東ロジスティクスセンター敷地内)
延床面積:3万2,080平方メートル(9,704坪)
倉庫面積:2万7,661平方メートル(8,367坪)
設備:貨物用エレベーター 2基、 垂直搬送機 5基、クライミングレベラー 2基、両面バース(接車台数 北30台、南30台)、太陽光発電装置

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