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アスクル、新物流拠点「ASKUL Logi PARK 福岡」の起工式を実施

2014/07/18

アスクル(株)(本社:東京都江東区)は、競争力のある物流・配送力の実現を目的に、既存の福岡センター(所在地:福岡県糟屋郡粕屋町)の移転拡充を計画していたが、このたび「ASKUL Logi PARK 福岡」の稼働に向け、7月14日に起工式を実施したと発表した。

2016年1月に新設予定の同施設は、同社が福岡市より取得した福岡市東区(福岡アイランドシティ)の用地に、九州・沖縄エリアをカバーする同社の法人向け(BtoB)事業の新たな物流拠点として建設予定だ。延床面積は約5万4,842平方メートル(約1万5,984坪)と既存の福岡センターの約2倍の広さを誇り、大幅に在庫保管能力が向上する。また予定地である福岡アイランドシティは、博多港、福岡空港、博多駅、福岡インター、JR貨物など陸海空の交通連結点が半径10km以内に集積するなど物流施設として好適な位置に立地している。なお将来的には、一般消費者向け(BtoC)事業「LOHACO」の物流拠点としても機能拡張する可能性がある。

同施設の新設により、既存の福岡センターほか福岡県内にある複数の物流拠点を機能集約・統合し、より効率的な物流運用を図るという。また、2013年7月に稼働を開始した同社の最新物流拠点「ASKUL Logi PARK 首都圏」(所在地:埼玉県入間郡三芳町)での最新鋭設備の導入成果を踏まえ、梱包工程や在庫保管における省人化・自動化をさらに推し進め、より生産性の高い物流施設の実現を目指すとしている。

ASKUL Logi PARK 福岡の特徴
(1)大幅な在庫保管能力と出荷能力の向上
(2)自動梱包機の導入により、梱包工程のさらなる省人化・自動化の推進
(3)自動倉庫の仕組みを活用した、より効率的な在庫保管
(4)太陽光発電の設置や倉庫内照明のLED化など環境に配慮した設備

<ASKUL Logi PARK 福岡の概要>
所在地:福岡市東区みなと香椎二丁目25番12
稼働開始:2016年1月(予定)
敷地面積:約2万4,905平方メートル(約7,533坪)
延床面積:約5万4,842平方メートル(約1万5,984坪)
建物階数:地上4階建
総投資概算額:約100億円(土地、建物、マテハン総計)見込み
交付金:約14億円(土地・建物・設備の合計)

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