鈴与(株)は6月10日、静岡市清水区長崎に建設していた「長崎物流センター3号棟」が完成し、関係者出席のもと竣工式を執り行い、本格的な稼働を開始したと発表した。

長崎物流センターは東京～名古屋のほぼ中心に位置し、国際貿易港である清水港からも至近の距離にある。また、国道1号線と静清バイパス長崎ICへのアクセスが非常に良く、国内物流の大動脈である東名・新東名へのスムーズな接続が可能だ。

同センターは、鉄骨造2階建て、延床面積約6,000平方メートル、0～20度帯の温度管理スペースの設置により、顧客のニーズに合わせた温度管理保管が可能となっている。その他、LED照明の導入、太陽光発電設備の設置など省エネ・環境への対応を充実させるとともに、非常用の自家発電設備により災害等による停電の場合にも業務を継続できる体制を整えており、BCPに対応した物流センターとなっている。

良好なアクセスと、充実した設備を生かし、多様化する顧客の物流ニーズに応えていくとしている。

＜長崎物流センター3号棟の概要＞

所在地：静岡県静岡市清水区長崎258

アクセス：清水港から約8km、東名「清水IC」から約4km、新東名「新静岡IC」から約9km

倉庫所管面積：約6,000平方メートル

構造：鉄骨造2階建て

床形式：低床式

天井高：6m

庇：14m

荷役設備：エレベーター1基、垂直搬送機1基

低温設備：0度～20度対応（100坪×3区画）

その他：太陽光発電設備、非常用自家発電設備（3日間のセンター運営が可能）、脱着式止水板設置