[最新ニュース] 物流・生産拠点

DHLサプライチェーン、「相模原ロジスティクスセンター」を開設

2014/04/24

ロジスティクス業界のグローバルリーダーであるDHLサプライチェーン(株)(本社:東京都品川区)は、神奈川県相模原市に新しい物流センター「相模原ロジスティクスセンター」を完成させ、竣工式を執り行ったと発表した。同社は、日本における事業の継続的成長を支えるために、同施設に約50億円(5,000万USドル)を投資しているという。

延床面積約4万4,000平方メートルの同施設は、12か月という短期間で竣工し、同社は国内に保有する倉庫の延床面積を約20%拡充した。同施設はさまざまな顧客の間で人員、設備、およびインフラを共同利用するマルチユーザー施設として機能し、リソースの共有による相乗的メリットにより需要の変動に対応可能な柔軟性と拡張性を顧客に提供することができる。

都心から車で約1時間と戦略的立地条件を満たし、東京西部に位置する同施設は、高速道路を介して都心および西日本への優れた輸送アクセスを兼ね備えており、空港および港湾施設にも近いため、国際的な物流需要にも対応することができる。新施設は操業に影響を及ぼす地震や津波などの自然災害のリスクを低減するために強固な地盤を持つ内陸の地に建設されるとともに、制震ダンパーを導入することでより高い耐震性能を持つよう設計されている。

<「相模原ロジスティクスセンター」の概要>
名称:DHLサプライチェーン「相模原ロジスティクスセンター」
所在地:神奈川県相模原市緑区西橋本5丁目9-1
敷地面積:2万2,020.77平方メートル
建築面積:1万1,897.25平方メートル
延床面積:4万4,103.64平方メートル
構造:鉄骨造(基礎:RC造)
階数:地上5階建
工期:2013年4月着工、2014年4月竣工

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