2014/03/25

プロロジス（日本本社：東京都千代田区）は、3月25日にマルチテナント型施設「プロロジスパーク久山」の起工式を福岡県久山町の同施設の開発予定地にて執り行ったことを発表した。

「プロロジスパーク久山」は、「登尾工業団地」内に開発される。開発地は九州自動車道の福岡インターチェンジから4.8km地点にあり、九州の最大消費地である福岡市中心部へのアクセスにも優れている。

加えて九州自動車道の古賀インターチェンジを利用することにより、北九州エリアへの配送もカバーでき、物流拠点として有利な立地にある。

「プロロジスパーク久山」は、1階と2階にトラックバースを備える3階建てのマルチテナント型施設で、最大3区画に分割できる。「登尾工業団地」内にあり、24時間体制の操業にも対応できる。1階部分はワンフロアオペレーションが可能であるほか、梁下有効高を6.5m確保して保管効率を高めており、流通型、加工型に加えて保管型物流施設としても対応できる施設となっている。

入居カスタマーの事業継続性への配慮から、同社のマルチテナント型施設における標準仕様である緊急地震速報システムや衛星電話等が備えられる。さらに、同社がグローバルで推進している環境負荷を低減した物流施設開発の一環として、LED照明の採用の他、500kW超の太陽光発電システムの導入も計画している。

同社は九州において、日立物流の専用施設である「プロロジスパーク鳥栖2」、日通・パナソニック ロジスティクス専用施設である「プロロジスパーク鳥栖4」の2棟を運営中だ。

＜「プロロジスパーク久山」の概要＞

名称：プロロジスパーク久山

所在地：福岡県糟屋郡久山町

計画敷地面積：1万6,156.32平方メートル（4,887.29坪）

延床面積：2万6,667.42平方メートル（8,066.89坪）

構造：S造、地上3階建

着工：2014年3月

竣工：2015年1月