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DHLサプライチェーン、世界的ライフスタイルブランドから物流を包括受託

2015/06/25

DHLサプライチェーン(株)は6月24日、グローバルライフスタイルブランドであるケイト・スペードの日本法人・(株)ケイト・スペード ジャパンと物流業務における包括的委託契約を締結したと発表した。

今後、DHLはケイト・スペードニューヨークおよびジャック・スペード商品の保管と80を超える国内店舗への配送業務、ならびに www.katespade.jp およびその他通販サイトのEコマース業務を担う。

ケイト・スペード ジャパンは急速な事業拡大、商品ラインアップの拡充、経営権の移行など様々な節目を経験し、さらにEコマースの売上が増加したため、新たなサプライチェーンの構築が急務となっていた。今回導入した新たなソリューションでは、ブラジル、イタリアおよび米国など10か国にある生産工場から出荷された商品をDHLグループのリソースとネットワークを最大限活用し、日本へ輸送する。ITシステムについても、ケイト・スペード ジャパンが商品の輸送状況を随時確認できるようインターフェースを実装
した。

店舗およびEコマースの商品は共に日本到着後、千葉県柏市に位置する倉庫に保管される。ケイト・スペード ジャパンは2ヵ所の倉庫を運用していたが、DHLの提案により倉庫を1か所に集約し、在庫の一元管理や配送の効率化によりコストを最小限に抑えることができた。庫内レイアウトを変更・拡張して、これまでの倍の収容力を確保し、今後のさらなる事業拡大にも対応することが可能となっている。Eコマースの受注もすべて同倉庫で管理・運用され、迅速に全国の届けられる態勢となった。

DHLサプライチェーンとケイト・スペード ジャパンは2015年2月からmの3年間契約で、店舗向けのロジスティクスソリューションの導入を開始した。この成功に続き、Eコマース向けソリューションの導入を今月初旬から着手し、両社は現在、サプライチェーンを多角的視点で見直し、更なる業務効率化および顧客満足度向上に取り組んでいるところだ。

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